陶芸教室12期生の作陶など 2022.5.27

陶芸教室は、毎週月曜日。 窯入れと窯出しは、陶芸同好会が行っています。

なので、今回は、5月25日(水曜日)に同好会+陶芸教室+一般陶芸の焼成された作品を、窯出し日の同好会メンバーが、各窯より取り出しました。

陶芸教室12期生の作品は、素晴らしいです。

信楽白土で素焼された22cm以上の大皿。結構薄く均等に仕上がっています。

信楽赤土で作られた25cmはある大鉢。これも綺麗です。さらに、とびカンナの模様。

今回、還元で「土鈴」も出来上がっていました。今の世の中で、「土鈴」は使わないでしょうけどね。

でも、陶芸技法の習得は必要。すべてひびなく、「カランコロン♬」と懐かしい音を奏でています。

さらに、タタラで作った花器。花印を押し、白化粧を施しています。

なんか、同好会の講師担当は、次に下のような皿を課題にしようと企んでいるようです。

基本的な2年間のカリキュラムは設定されているます。

しかし、生徒の習熟度などにより、高度な技術を追加しています。

企んでいる、中皿。

削り出しで模様(写真の菊と陶印」。花・葉に上絵の具の色、全体は、黒天目。さて、どのようにすれば、できるのでしょうか? みなさん、考えてみてくださいね。

26日(木)のある班の風景・・・・・

コロナ渦の為、感染防止の観点から、各班(全体で3班あり)が、週1回の活動(従来は、週2回)です。週1日では、なかなか作品ができません。焼成窯がフル稼働しません。釉薬を施釉することが少ない。

良い事といえば、各班週1回の活動なので、釉薬施釉器具(コンプレッサーや、集塵機など)の順番待ちがほぼZERO。

なので、あまり使われない釉薬は、十分に攪拌されておらず、そこの方に沈殿してカッチコチン。攪拌機回しても、歯が立ちません。

そういうことで、釉薬の再処理。バケツに移し、すのこでこして、ボーメ計で計測。

大変大変。特に、黒天目や、柿渋、鉄赤などは、衣服に着くととれなさそうですもんね。

あと、もう少し「水」追加・・・・。 よし「OK」! 

同好会メンバーが協力して、裏方活動をしています。

ご苦労様です。


伊丹市 神津陶芸同好会

神津陶芸同好会は、兵庫県伊丹市立神津福祉センター内にて、活動しています。 陶芸活動において、健康作りと親睦を高めることにより、意義ある熟年を享受することを目的として、日々の作品を年2回の展示会を実施し合わせて即売会を行っています。また、食事会や各地の焼き物の産地へ出かけたりしています。